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アーチェリーの初期費用は本当に20万~30万円必要?無駄を減らす考え方

はじめに

明日から新年度です。

アーチェリー部に入ろうと考えている学生さんやその親御さん、
興味はあるけれど入り口が見つからない社会人の方。

すべての方にとって、この時期は一つのきっかけになるタイミングです。

今回は、新年度が始まるこの機会に、
少しだけ知っておくと後々助かるかもしれない話を整理しておきます。

① 新入生の道具はなぜ高くなるのか

アーチェリーを始める際、多くの場合で最初に提示されるのが道具一式の見積です。

その金額は、20万円から30万円程度、あるいはそれ以上になることも珍しくありません。

初めて見る方にとっては驚く金額だと思いますし、
本当にこれだけ必要なのかと感じるのも自然なことです。

この金額になる理由の一つに、
道具そのものの価格がここ数年で大きく変わっているという背景があります。

以前は、海外製品であっても為替の影響が比較的穏やかで、
現在よりも手に取りやすい価格帯に収まっていました。

しかし近年は、為替の変動に加えて、
海外メーカー側の価格上昇も重なり、
仕入れ価格自体が大きく上がっています。

結果として、同じクラスの道具であっても、
数年前と比べて全体の金額が上がりやすい状況になっています。

これは特定のショップに限った話ではなく、
業界全体として起きている変化です。

そのため、以前の感覚で見ると
どうしても「高くなった」と感じやすい部分でもあります。

こうした背景に加えて、
最初の段階から一通りすべてを揃える前提で構成されることで、
見積全体の金額がさらに大きく見える形になります。

ただ、この前提が今の段階にとって適切かどうかは、
一度立ち止まって考えてみる余地があります。

②その見積は今必要な内容か

見積の中身を見ていくと、いくつかの特徴があります。

・将来的に必要になるものがすでに含まれていること
・競技レベルを想定した構成になっていること
・完成形に近いセットになっていること

これ自体は間違いではありません。
ただし、今すぐ必要かどうかは別の話です。

アーチェリーは、始めたばかりの段階では体格やフォームがまだ安定していません。
その状態で最初から完成形を揃えてしまうと、結果として合わなくなる可能性もあります。

③最初に必要なものは実はそう多くない

競技を始めるために必要なものと、後から最適化していくものは分けて考えるべきです。

最初に重要なのは、安全に射てることと基本的なフォームを作れることです。

この段階では、すべてを高精度で揃える必要はありません。
むしろ後から調整できる余地を残しておくことが大切です。

④あとから揃えた方が良いもの

ある程度経験を積んでから選んだ方が良いものもあります。

シャフトの細かな選定
サイトやスタビライザーの調整
その他、細かいフィッティング

これらは自分の状態がある程度分かってからの方が無駄なく選ぶことができます。

最初の段階では違いが分かりにくく、過剰なスペックになってしまうことがほとんどです。

⑤ 焦ってすべて揃える必要はない

新年度は、すぐに揃えなければいけないという空気が強くなります。

さらに実際の現場では、少し別の事情も見えてきます。

たとえば、ご家庭によっては
「どうせ持つなら良いものを」という考えから、最初から高価な道具を揃えるケースもあります。

道具そのものが悪いわけではありませんし、
良い道具を持つことで気持ちが前向きになるという面も確かにあります。

ただ一方で、アーチェリーという競技は、
始めてすぐに道具の性能を活かしきれるものでもありません。

そしてもう一つ、見落とされがちな点があります。

部活動という環境の中では、
周囲の選択が自分の判断に影響することがあります。

同級生や先輩が使っている道具を見て、
「自分も同じくらいのものを選ばないといけないのではないか」
と感じてしまうことも珍しくありません。

本来であれば、その人に合った段階や用途に応じて選ぶべきものが、
周囲に合わせる形で決まってしまうこともあります。

その結果、少し背伸びした選択になることもありますし、
逆に納得しきれないまま使い続けることにもつながります。

さらに、もう一つだけ現実的な話をすると、
アーチェリーが自分に合っているかどうかは、実際に続けてみないと分からない部分もあります。

もし途中で気持ちが変わった場合、
最初に揃えた道具がそのまま使われなくなる可能性もゼロではありません。

だからこそ、最初の段階では

・必要な範囲に絞ること
・あとから調整できる余地を残すこと

この2点を意識した選び方が、結果的に無理のない形になります。

周囲に合わせることでも、最初からすべてを揃えることでもなく、
その時点の自分に合った選択を積み重ねていくこと。

それが、長く続けていく上での安定した進め方になります。

⑥ 見積に違和感を持ったときは

もし見積を見て少しでも不安を感じた場合は、これは今の自分に必要な内容かどうかという視点で一度整理してみてください。

今必要なものと後からでも良いものを切り分けるだけでも、選び方は大きく変わります。

⑦ 最後に

アーチェリーの道具は決して安いものではありません。

だからこそ、最初の選び方がその後に大きく影響します。

すべてを一度に揃えることだけが正解ではなく、無理のない形で段階的に整えていく方法もあります。

新しく始めるこのタイミングで、少し立ち止まって考えてみることも、決して無駄ではありません。

次回は、実際に見積を前にしたとき、どのように判断していけばよいのかについて少し具体的に整理します。

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PSE EZ.220システムについて(CP話)

PSEの「EZ220」システムとは、新しく発売されたコンパウンドボウ「LAZER X」にも新たに搭載された「カムリーン(カムの傾き)の調整」を劇的に簡略化した機構です。

アーチェリーを楽しんでいると、どうしても「矢が思ったより左右に散らばるな」とか「サイトを合わせても何だかスッキリしない矢飛びだな」という場面が出てくるかと思います。

これは弓の精度の問題ではなく、実はタイヤのホイールバランスが少しずれている車のように、弦を回している「カム」という車輪が、ほんの少しだけ左右に傾いてしまっていることが原因であることが多いんです。

この傾きをまっすぐに直して、矢を真っ直ぐに押し出せるようにするのが、このEZ220という仕組みの大きな役目です。

昔ながらのやり方だと、この調整をするためには、弓を大きな機械(ボウプレス)にかけて、カムを支える軸を全部抜いて、中にある小さなワッシャーをピンセットで何枚も入れ替えるという、とても神経を使う大変な作業が必要でした。部品も小さくて見えにくいですし、落として失くしてしまうこともありますよね。

そこを画期的に変えたのが「EZ220」です。この名前の通り、調整が「イージー(簡単)」にできるように設計されています。軸を全部抜かなくても、専用のスペーサーをパチパチと組み替えるだけで、カムを左右にスライドさせることができるんです。これなら、射場で実際に矢を打ちながら「もう少しだけ右に動かしてみようかな」という微調整が、その場ですぐにできてしまいます。

別売りのキットなんて必要ないよ、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこのキットは「自分の弓を、世界に一つだけの自分専用に完璧に合わせるための魔法の道具箱」のようなものなんです。

標準の状態でも十分飛びますが、使う矢の太さや、その方の引き方の癖に合わせて、わずかコンマ数ミリの単位でカムの位置を最適化してあげると、驚くほど矢が綺麗に飛ぶようになり、弓の振動も減って体への負担も軽くなります。

せっかく良い弓を使っていらっしゃるのですから、我慢しながら打つのではなく、このキットを使って「一番気持ちよく飛ぶポイント」を見つけてあげてほしいんです。そうすることで、今まで以上にアーチェリーが楽に、そして楽しくなりますよ。

道具に振り回されるのではなく、道具を自分の指先の延長のように馴染ませるための、心強い味方だと思っていただくと、その価値が伝わるのではないでしょうか。

PSE EZ.220 システム

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情報発信は大事

少しずつですが徐々にTLA(ターゲットラインアーチェリー)の名前が広がりつつあるなか、初めての春シーズンを迎え、いつにもまして夏日の訪れが早まってきている気がする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

冬場のインドアシーズンはお休みしていた方々も徐々に再開なさってらっしゃるかと思います。

さて、定番品、新製品、変わり種などなど。再開アーチャーの皆様も含めて全てのアーチャーニーズに応えられるよう、あれやこれやと通販ページをいじっていますが、なかなか皆様に見つけてもらえることができず右往左往していますが、ある時とあるお客様に「SNS活用してる?」と聞かれ、「はっ!?」となり、あまり気にしていない事に気が付きました。

今更ですが入荷品、取り扱い再開品、新製品などなどを、X(旧ツイッター)、Instagram、そしてこのブログ?で発信していこうと思います。本当に今更ですが (;’∀’)

それぞれの媒体でぼちぼち発信をしていきますので、ぜひご注目くださいね。

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